冬の朝、仕事に行こうと思ったら、車のフロントガラスが霜や凍結で真っ白になっていたという経験はありませんか? 出勤前の忙しい時間は1分1秒も無駄にできないのに、ガンコな霜や凍結に時間を取られてしまうのは本当に困りますよね。そこで今回は、車のフロントガラスの霜・凍結について、その原因と対策を解説します。
車のフロントガラスの霜・凍結の原因
車を運転する人にとって、冬場のフロントガラスの凍結は頭の痛い問題です。出勤前の忙しい時間にお湯を沸かしたり暖機運転をしたり、時間がかかって遅刻しそうになった!という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
では、なぜ冬の寒い日になるとフロントガラスが霜や凍結で真っ白になってしまうのでしょう。その原因となるのが「空気中の水蒸気」です。冬は太陽が沈むと急激に気温が下がりますが、この時に昼間太陽の熱を受けて温まった地面からは水蒸気が発生します。この水蒸気が冷たい空気によって冷やされることで凍り、霜となって車のフロントガラスを白くしてしまうのです。
車のフロントガラスの霜・凍結の対処法
車のフロントガラスが霜や凍結によって真っ白になってしまった場合、ワイパーを動かして取り除こうとしてもあまり効き目がなく、ワイパーを破損してしまうケースもあります。では、フロントガラスの霜や凍結はどのようにして対処したらよいのでしょうか。主な方法は以下の3つです。
スプレーを使う
市販されている「氷解スプレー」を使えば、手軽にフロントガラスの霜や凍結を取り除くことができます。0℃でも凍らないアルコールの特性を生かしたスプレーで、吹き付けた途端に霜が溶け始める手軽さが魅力です。ただし、フロントガラスに撥水コーティングをしている場合、氷解スプレーの使用によって効果が落ちてしまうことがあります。
スクレーパーで削る
スクレーパー(霜落とし)と呼ばれる専用のヘラでガリガリと霜を削り取るという方法もあります。スクレーパーはホームセンターやカー用品店などで手軽に購入できますが、強くこするとガラスを傷つけてしまう恐れがあるため、注意が必要でしょう。
暖機運転をする
車のエンジンをかけてしばらくそのままにしておくと、エンジンの熱でフロントガラスの霜や凍結を溶かすことができます。ただし、ある程度の時間が必要なため急いでいる時には不向きです。
車のフロントガラスの霜・凍結を予防する方法
冬の朝にフロントガラスの霜や凍結で慌てないためには、なんらかの対策をしておくことが大切です。では、どのようにして霜や凍結を予防したらよいのでしょうか。詳しくみていきましょう。
フロントガラスを撥水コーティング
フロントガラスの撥水コーティングは、水分がガラスに付着しにくくなるため、霜や凍結の予防になります。また、凍結してしまった場合でも、コーティングをしていない車と比べて氷を除去しやすいとされています。
フロントガラス凍結防止シート・カバーを装備
寒冷地のように頻繁に凍結が起こる地域では、凍結防止シートやカバーを利用するのがおすすめです。フロントガラスを専用のシートで覆うことで、霜や凍結の予防になります。
手間なく霜・凍結を予防するならカーポートがおすすめ
フロントガラスの霜や凍結を予防したいけれど、毎日凍結防止シートやカバーを設置するのは少し手間に感じる人もいるでしょう。また、撥水コーティングは定期的に塗り直しが必要ですので、その都度手間と費用がかかることがネックです。
こうした手間や費用が気になるようであれば、思い切ってカーポートを設置するのもおすすめです。冬場の霜や凍結を予防するだけでなく、雨や雪が降っている日でも濡れずに車の乗り降りができます。
フロントガラスの霜取りに時間を取られるのは、ストレスが溜まりますよね。毎朝、気持ちよく出発できるように、上記の内容を参考にして霜や凍結の対策をしてみてはいかがでしょうか。
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