カーポートは地中に50cm~60cmの穴を掘り、そこに柱を埋め込んで設置します。では、その柱を立てる位置の下に配管があった場合はどうなるのでしょうか。
地中にはガス管や排水管など様々なものが埋設されています。そこで今回は、カーポートの柱の下に配管があった場合、カーポートの設置が可能かどうかについて解説します。
配管の上にはカーポートの柱は設置できません
結論からいうと、配管の上にカーポートの柱を立てることはできません。なかには配管ごとコンクリートで固めて無理やり設置する業者もいますが、配管を傷つけたり、カーポートが風などで倒れた際に配管まで破損したりするリスクがあるためおすすめしません。
カーポートの設置に関わる配管の例
自宅の敷地には以下のような配管が埋まっています。カーポートを設置するためには、これらを避けて設置する必要があります。
・ガス管
・電気管
・水道管
・排水管
・雨水管
このほか、浄化槽などが干渉して設置できないケースもあります。
カーポートの柱の下に配管があった場合の対処法
ガス管や排水管などの埋設物があった場合、その上にカーポートの柱を立てることはできませんが、柱か配管を移動させて設置することは可能です。
カーポートの柱を動かす場合
柱の位置を動かせるスカイリード
通常のカーポートでも、柱の位置は奥行方向に±10mm以内であれば動かすことが可能です。もしそれ以上動かしたい場合は、三協アルミの「スカイリード」や四国化成の「マイポートOrigin FX」といった柱の位置が動かせるカーポートを選ぶか、梁の長さを延長できるものを選べば可能です。
また、後方支持タイプなどカーポートの種類によっても柱の位置は様々ですので、自宅の敷地に合う商品がないか施工業者に相談してみましょう。
配管の位置を変える場合
配管の種類によっては、移設あるいは迂回できる場合があります。ガス会社や水道会社、電気会社に相談してみましょう。
配管の位置はどうやって調べるの?
地中に埋まっている配管の位置を知るには以下のような方法があります。
自宅の設計図を確認する
自宅の設計図が残っている場合は配管の埋設場所も確認できます。ただし、施工途中に変更されている場合もありますので、ハウスメーカーなどにも確認をした方が良いでしょう。
水道局やガス会社で確認する
水道局やガス会社に問い合わせると、配管の位置を確認したり、図面をコピーしたりすることができます。
生活堂では現地調査を行っているので安心
自分で配管の埋設場所を調べるのはちょっと面倒…そんなときはカーポートの施工会社に調べてもらうのがラクチンです。
生活堂ではカーポートのお見積りを頂いたあと、現地調査を行っています。
現地調査では、配管の位置の確認、樹木や住宅の屋根、マンホール、建物の基礎など、カーポート設置の障害となるものがないかどうかを調べます。
ただし、現地調査を行っても実際に掘削したら想定外の場所に配管があったり、地中から大きな岩などが見つかったりするケースもありますので、その点は注意が必要です。
もしご自宅を建設中であれば、ゆくゆくはカーポートを設置する可能性もあることを想定した上で配管の位置を決めてもらうことをおすすめします。
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