キッチンが臭う原因とその対策

投稿日：2017年06月21日

キッチンが臭う原因とその対策

キッチンは毎日使うものなので、最初はキレイだったとしても、しばらく使い続けると徐々に嫌な臭いを感じるようになることがあります。三角コーナーや排水溝を綺麗にしても、その臭いが消えないときはどうしたらいいのでしょうか。今回はキッチンが臭う原因とその対策を解説します。

キッチンの臭いの原因

まずは、キッチンの臭いの原因を突き止めましょう。もしあなたのキッチンで嫌な臭いを感じたなら、下記の原因を疑ってください。

酸化した油汚れ

炒め物や揚げ物を調理したときに、実はガスコンロの周辺には細かい油が飛び散っています。これらの油をふき取らないと、油が酸化してしまい、異臭を放つようになるのです。調理後は飛び散った油はすぐに、キッチン用洗剤でふき取ってください。ちなみに、油汚れは水では取れないので、注意が必要です。
また、キッチンで油を使用していると、油煙と呼ばれる油の混じった煙が発生します。この油煙が壁などについて後々異臭の原因になることもあるので、ガスコンロ周りだけではなく、その周辺をまんべんなく掃除することが大事です。

配管内の汚れ

キッチンの配管内の汚れも、臭いの原因になります。排水口の水切りカゴに入っていた食材のカスなどを定期的に捨てていても、時には配管内まで落ちて、配管のどこかで詰まりを起こしてしまうことも……。そのまま放置すると雑菌が繁殖し、異臭が発生することがあります。

シンクの下のカビ

キッチンのシンクの下は、湿気がたまりやすい場所です。そのような場所では、カビが発生しやすくなり、それらのカビが異臭を放つようになることもあります。カビや雑菌が繁殖しないように、定期的にカビ取りを行ってください。

キッチンの臭いを取るにはどうすればいい？

キッチンの臭いを取るためには、日常的な掃除が大事です。例えば、油を使用したときは、調理後に必ずガスコンロ周りを掃除し、油がこびりつかないうちにふき取る、排水口を掃除したときは配管の汚れも落とす、定期的にシンク下のカビ取りを行うなどということを習慣としましょう。こうしておかないと、いざキッチンから臭いが発生するようになってから同じ部分を掃除しようとすると、掃除するのが大変な労力になるのです。
また、1年に1度以上は大規模な掃除を行うようにしてください。年末の大掃除でもいいですね。換気扇などを含めた総合的な掃除を行うことによって、キッチンの耐用年数を延ばすことができるのです。

古いキッチンは特に臭いが溜まりやすい

このように頻繁に掃除をしていても、最終的には臭いが取れなくなってしまうことはあります。これはあなたが悪いわけではなく、キッチン自体が古いと、臭いが溜まりやすくなるためです。経年劣化で、油汚れや配管の汚れなど、多くの場所に汚れも溜まっていくからです。定期的にキッチンの掃除を行っていても、どうしても手の届かない部分に関しては、汚れが蓄積されてきます。また、配管内の異常に関しては、素人の目にはわからないことも多いため知らぬ間に臭いの原因を作っています。

　
このようにキッチンが臭う原因は、油汚れから水回りまで、さまざまな原因があります。しかしながらどれも定期的かつこまめな掃除を行うことで、快適なキッチンを利用できるようになるでしょう。もしも古くて染みついた臭いがすでに取れないようであれば、気になる部分のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。汚れの付きにくい素材や劣化しにくい素材を採用したりキッチン周りの製品は日々進歩しています。生活堂でも状況にあったプランをご案内できますので、ぜひ商品ページをご覧ください。

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