エアコンの暖房を使用しているのになぜか部屋が暖まらない、寒いと感じることはありませんか?
あまり設定温度を上げすぎると光熱費がかさむので我慢している…という方も多いかもしれません。
設定温度を上げずに、エアコンの暖房効率を最大化する方法についてまとめました。
エアコンの暖房効率を上げる6つの方法
エアコンの暖房がうまく効かないときは、以下の方法を試してみてください。
エアコンのフィルターを掃除する
エアコンのフィルターにホコリなどが溜まっていると、エアコンから出る風量が落ちてしまい、暖房効率を下げる原因になります。
たとえ自動お掃除機能がついている機種であっても、人の手のように完璧に汚れを取ってくれるわけではありませんので、取扱説明書をよく読んで小まめなお手入れを心がけてください。フィルターを掃除することで節電にも役立ちます。
室外機の周りを片付ける
室外機の周りに物をたくさん置いているとスムーズに空気が取り込めず、暖房効率が下がる原因に。きれいに片づけて吹き出し口や吸い込み口をふさがないようにしておきましょう。もし室外機の周りに雪が積もっている場合は、それも取り除いておきます。
窓の断熱性能を上げる
住宅の中で熱の出入りがもっとも大きいのは窓です。窓の断熱性能を上げることで、エアコン暖房が効きやすくなります。
具体的には、窓に断熱効果のあるカーテンや断熱シートを取り付けたり、二重窓(内窓)を設置したりすることが有効です。特に二重窓は1時間程度で取り付けられ、断熱効果が高いのでおすすめです。生活堂では二重窓のリフォームをクーポン利用で39,800円から承っております。
風向きを変える
空気は暖められると膨張し、軽くなる性質を持っています。そのため、暖かい空気は天井付近に上がってしまい、足元には冷気が溜まりやすくなります。
エアコン暖房を使っていても足元が冷えるときは、風向きを「下向き」に変えてみましょう。ただし、エアコンの風が直接人の体に当たると乾燥したり寒く感じたりすることがありますので、直接は当たらないように風向きを調節しましょう。
空気を循環させる
サーキュレーターや扇風機を上向きに設置し、天井付近の暖かい空気を循環させると速く暖まります。シーリングファンの使用も効果的でしょう。
湿度を上げる
夏場、湿度が高いとより暑さを感じるように、湿度と体感温度には密接な関係があります。冬は空気が乾燥し、湿度が下がってより寒く感じますので、加湿器を使って湿度を上げましょう。加湿器がない場合は洗濯物を部屋干しするだけでも効果があります。乾燥しているとウイルスが活発化するので、湿度を上げることは感染予防にも役立ちます。
番外編:霜取り運転について
大雪が降ったときなど、エアコンから温風が出なくなることがあります。故障と間違えやすいのですが、これはエアコンの「霜取り運転」のためです。
室外機の熱交換器を通る空気中の水分が霜となって付くと空気を吸い込みにくくなるため、暖房機能を一時的に停止し、室外機の霜を融かす「霜取り運転」を行います。
どのエアコンにも付いている機能ですので、霜取り運転が終わるまでしばらく待ってみましょう。
まとめ:エアコン暖房を効率化したら省エネにも役立ちます
エアコンの暖房効率を最大化する方法をご紹介しました。
環境省がまとめた「家庭でできる節電アクション」によると、エアコンの暖房時の設定温度を1度下げることで約10%の節電につながるそうです。
(出典:環境庁「家庭でできる節電アクション」)
エアコン暖房効率を最大化することで、光熱費の削減にも役立ちますので、ぜひ試してみてください。
それでもエアコン暖房が効かない場合は、故障か経年劣化の可能性があります。10年以上お使いのエアコンなら、修理よりも買い替えがおすすめです。
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