自分でできる！ キッチンレンジフードの外し方と掃除方法をご案内

レンジフードは、気がつかないうちに汚れが蓄積してしまう場所のひとつです。特にガンコな油汚れは、時間が経過するほど落ちにくくなってしまうため、キレイな状態を維持するためにはこまめなお手入れが欠かせません。そこで今回は、掃除の際に役立つ、キッチンレンジフードの外し方と掃除方法を詳しくご紹介します。

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主なキッチンレンジフードの種類

キッチンレンジフードというのは、一般的に換気機能を持つ「ファン」の部分と、それを覆う「フード」の部分で構成されています。レンジフードのお手入れのしやすさは、このフードの種類によっても異なります。

深型（ブーツ型）レンジフード

深型レンジフードは、ブーツ型またはスタンダード型とも呼ばれていて、現在日本の家屋で設置されているレンジフードのなかでも一般的なタイプだといえます。ブーツのような形状でフードが深いため、効率よく煙を集めることができます。

浅型レンジフード

天井が低かったり、梁があったりなど、設置スペースにさまざまな制約があるキッチンにおすすめなのが、浅型レンジフードです。低い天井の圧迫感を抑えてキッチンを広く見せる効果があります。

キッチンレンジフードの外し方・分解方法

では、早速キッチンレンジフードの外し方と分解方法を説明します。

電源を切る・手袋をつける

安全のために、レンジフードを外す際は最初に必ず電源を切りましょう。また、内部は油で汚れているため、手袋も必須です。手袋はビニール製でも良いですが、破れると手に油が付きなかなか落ちないので、ゴム手袋が無難です。

換気扇のフィルターを外す

深型のレンジフードはフィルター部分を上にずらすと簡単に取り外せます。浅型の場合は機種によって方法が異なりますが、フィルターはネジを緩めると外せることが多いです。ネジは一つずつ完全に外すのではなく、それぞれ順番に緩めて仮止め状態にします。すべてのネジが仮止め状態になったら、レンジフードを片手で支えながらネジを外していきましょう。
また、整流板がついているタイプは先に整流板を外す必要があります。フィルターは油汚れですべりやすくなっていますので、作業の際はしっかりと両手で持ってください。

換気扇・ファンを外す

こちらも機種によって方法が異なりますが、一般的に中央にある固定ネジを回すことでファンを外せます。作業の際は、固定ネジなどの部品を紛失しないよう注意しましょう。シンクの排水口に落ちると厄介なので、小さな部品はお椀などに入れておくと安心です。

キッチンレンジフードの掃除方法

キッチンレンジフードにはさまざまなタイプがありますが、基本的には同じ手順で掃除をすることができます。

掃除道具を用意する

掃除をする際は、以下のアイテムを用意します。

• アルカリ性洗剤
• 使わなくなった歯ブラシなど毛先の硬すぎないブラシ
• スポンジ
• お湯
• 割り箸やへら

フィルターの掃除方法

最初に熱めのお湯などをかけて、固まった油汚れを取れやすくします。その後、フィルター全体にアルカリ性の洗剤を吹きかけ、そのまましばらく放置します。油汚れが浮き上がってきたら、ブラシなどで力を入れすぎずにこすりながら汚れを落としていきましょう。洗剤を洗い流す時にも水ではなくお湯を使うのがポイントです。

ファンの掃除方法

ファンを掃除する場合も、フィルターと同じ手順でお湯をかけて汚れを取れやすくします。洗剤をたっぷり吹きかけるか、洗剤を溶かしたお湯につけ置きして油汚れを浮き上がらせたら、割り箸やへらなどを使って汚れを落とし、ブラシやスポンジでこすりながら洗いしましょう。

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