梅雨時など洗濯物が乾きにくい季節に活躍しそうな浴室乾燥機。気にはなっているものの、浴室乾燥機の良さがよく分からない方も多いのではないでしょうか。
使用したらどのようなメリットがあり、取り付けは簡単にできるものなのでしょうか。そこでこの記事では、浴室乾燥機に興味がある方に向けて、浴室乾燥機のメリットや取り付け方法についてご紹介します。
浴室乾燥機とは?
浴室乾燥機は、その名の通りお風呂に取り付けられた乾燥機です。温風と換気の機能を組み合わせて浴室内を乾かすという仕組みになっています。
浴室乾燥機には「電気式」と「ガス式」の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご家庭の環境に合わせて選ぶことが重要です。
電気式の浴室乾燥機
電気式の浴室乾燥機は100Vと200Vがあり、強力な暖房/乾燥能力が欲しい場合には200Vがおすすめです。 ランニングコストは100Vと200Vでは大差ありませんが、200Vは100Vタイプに比べ、本体価格や工事費用が割高になります。
ガス式の浴室乾燥機
ガス式の浴室乾燥機は、電気式よりも暖房能力が高いので、より強力な暖房能力をご希望の場合は、ガス式の浴室乾燥機がおすすめです。
ただ、本体価格やランニングコストなどは、電気式よりやや割高になります。
※一般的に多く使われている表記は「浴室乾燥機」ですが、他にも「浴室暖房乾燥機」や「浴室暖房換気乾燥機」と表記されている場合もあります。
浴室乾燥機を取り付けるメリット
では浴室乾燥機には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
雨の日でも洗濯物が乾かせる
いちばんのメリットは、雨が降っても洗濯ができ、しかも乾かせることです。雨が降ると「仕方がなく部屋干しで……」という方も多いかと思いますが、部屋干しは臭いが気になりますし、なかなか乾かずその間に雑菌が繁殖してしまうことも。その点、浴室乾燥機は天気に関係なく洗濯物を干して乾かすことができます。
洗濯物が日焼け(色褪せ)しない
浴室乾燥機を上手く使用することで、洗濯物の色褪せを防ぐ効果が期待できます。
強風や太陽光にさらされることがないので、衣類への負担が少なく、色落ちや色褪せをを抑制します。また、浴室乾燥機は、衣類から水分が効率的に除去されるため、色素の流出を最小限に抑えられます。
浴室のカビの抑制につながる
浴室乾燥機で乾燥状態を保つことで、浴室内のカビ発生を防止することができます。もちろん換気扇での対策もできるのですが、カビの発生を抑えるには、それだけではパワー不足と感じている方もいるのではないでしょうか。換気扇では換気をすることしかできません。浴室乾燥機であれば乾燥させ湿度を下げることができるので、カビには有効なのです。
ヒートショック防止にもつながる
乾燥機能に暖房機能をプラスした浴室暖房乾燥機を選べば、脱衣所との寒暖差で起きるヒートショックを防ぐことができます。ヒートショックは、最悪の場合命を落とすこともあるという恐い現象ですので、メリットは大きいですね。暖房機能のない一般的な浴室乾燥機でも、多少浴室の温度を上げる効果はあります。
浴室乾燥機を取り付ける際の注意点
日常生活においてこのようなメリットのある浴室乾燥機。ぜひうちにも、と思う方もいたかもしれません。それでは、取り付けに際しては、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
購入と設置工事に費用がかかる
浴室乾燥機の購入と設置工事には、費用がかかります。浴室乾燥機の価格の相場は10万円~。自宅に設置する場合、条件によっても工事に関する価格は変動しますので設置を検討する場合は、まずはリサーチからはじめてみましょう。費用の目安を把握し、だいたいの予算を組んでおくとよいでしょう。
光熱費がかかる
浴室乾燥機には、電気を使うタイプとガスを使うタイプがあります。いずれも、光熱費がプラスになることは避けられませんので、認識しておきましょう。
ただ、先ほどメリットでご紹介したように浴室乾燥機を取り付けることで、カビの発生が抑制されればお風呂掃除の時間が短くなり、雨でも洗濯物を溜め込む必要がないので家事の時短にも繋がります。
干すスペースに限りがある
浴室の洗濯物干しスペースは限られているため、ご家族の人数や洗濯物の量によっては、ゆとりを持って干すのが難しい場合もあります。1度に干せず2度に分けると、その分の電気代も手間も別途かかります。
浴室乾燥機使用中はお風呂に入れない
浴室で洗濯物を乾かしているときは、お風呂に入りたいと思っても入れないことがあります。
浴室乾燥機は後付けもできる?
浴室乾燥機は、後付けすることも可能です。ただ新築やリフォームの際に取り付けをすれば、天井埋め込み型の浴室乾燥機を取り付けることができます。見た目もスマートとなりますので浴室乾燥機を取り付けるつもりなら、新築・リフォーム時がおすすめです。
後付けの場合、天井に十分なサイズの換気口が無い場合には、天井埋め込み型は難しく、壁掛け型の浴室乾燥機となります。
新築や浴室のリフォームをお考えの方や、換気口がある場合には天井埋め込み型、それ以外であれば壁掛け型。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて、検討してみましょう。
洗濯物を乾燥する機能だけであれば乾燥機でもまかなえますが、浴室乾燥機にはカビ防止やヒートショック防止というメリットもあります。ご紹介した内容を参考に、ぜひ浴室乾燥機の設置を検討してみてください。

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