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投稿日:2019年12月03日 更新日:
エコキュートとは、どのような仕組みなのかご存知でしょうか?
エコキュートは、2001年に販売が開始された給湯器の一種で、オール家電住宅の増加などの追い風もあり、順調に設置台数を伸ばしています。しかし、名前は知っていても「具体的にどんなものか分からない」という声も多いようです。この記事では、エコキュートの仕組みについて解説します。
エコキュートは給湯器の一種で、正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」。ヒートポンプという技術を利用して集めた空気の熱でお湯を沸かし、お湯を貯めておきます。構造的には「お湯を沸かす部分」と「お湯を貯めておく部分」に分かれています。
ヒートポンプの動力は電気ですが、エコキュートの場合、電気料金が安くなる夜間に作動してお湯を溜めておくことも特徴といえるでしょう。
エコキュートを動かしている主な部品には、次のようなものがあります。
ヒートポンプユニットは、外の空気の熱を集めてお湯を沸かすための装置で、外見はエアコンの室外機に似ています。中には空気熱交換器、膨張弁、圧縮機、水熱交換器などが入っています。ユニット内には「冷媒」と呼ばれる気体が巡っており、集めた空気の熱を運ぶ役割をしています。
お湯を沸かすために、外からの熱を吸収する部品です。
冷媒の温度を下げる働きをする部品です。熱は高いほうから低いほうへと移動する性質があります。膨張弁で冷やされた冷媒に、空気熱交換器で取りこまれた空気が乗り、次の圧縮機へと流れていきます。
圧縮機は、空気熱を乗せて流れてきた冷媒に強い圧力をかける部品です。運ばれてきた空気に圧力をかけると、さらに熱が上がります。
高温になった冷媒は水熱交換器へと移動して、熱を水に移します。このようにして、お湯が沸くというわけです。
貯湯タンクは、文字通り沸いたお湯を貯めておくタンクです。水熱交換器で沸いたお湯が送り込まれます。
エコキュートのポイントは、ヒートポンプ技術を利用して、外部の熱源から熱を取り出し、それを温水に転送することで効率的な温水供給を行う点です。エコキュートでお湯が沸く仕組みを簡単にまとめると次のようになります。
従来の電気温水器が0から熱を生み出してお湯を沸かしていたのに対して、エコキュートは外気熱を利用するため、給湯効率が飛躍的に向上しています。
エコキュートの仕組みの他に、エコキュートを選ぶときのポイントとなる「エコキュートの設置スペース」や「エコキュートのタンク容量」「エコキュートの給湯タイプ」などもこちらからご確認ください。
エコキュートの仕組みから、メリットを考えてみましょう。
エコキュートは使うたびにお湯を沸かすのではなく、料金が割引になる夜間電力を使ってお湯を沸かして貯めておき、日中に使う仕組みです。給湯にかかる電気代が削減されるため、長期的に見れば電気代が節約できます。
さらにオール電化住宅では、最適な料金プランを選ぶことで光熱費全体を節約することもできます。
関連記事>>節電対策になる? エコ給湯器(エコキュート)のメリット
エコキュートには足し湯はもちろん、タンク内のお湯を利用した追い炊き機能もついています。
新しくエコキュートに変えたご家庭でも、これまでと変わらない生活を送ることができます。
関連記事>>エコキュートに追い炊き機能はあるの? 高温たし湯もできるって本当?
関連記事>>電熱式の電気温水器とエコキュートは何が違うの?
断水したり停電したりしても、タンクに貯めたお湯を使うことが可能です。
お湯を貯められる量はエコキュートの容量によりますが、断水時でもシャワーを浴びることが可能です。
エコキュートはヒートポンプ技術を利用して外部の熱源から熱を取り込み、温水を加熱します。これにより、従来の電気温水器よりも少ない電力で温水を供給できるため、電力消費が削減されます。
また、エコキュートは使うたびにお湯を沸かすのではなく、料金が割引になる夜間電力を使ってお湯を沸かして貯めておき、日中に使う仕組みです。足し湯はもちろん、タンク内のお湯を利用した追い炊き機能もついています。
オール電化住宅では最適な料金プランを選ぶことで、光熱費を節約することもできます。
エコキュートは、水に熱を伝える冷媒に二酸化炭素を再生利用します。化石燃料を使用しないため環境に優しく、温室効果ガスの削減に貢献します。
エコキュートはヒートポンプ技術で外部の熱源を利用するため、季節や気温の影響を受けにくいと言えます。
暖房シーズンだけでなく、一年を通して効率的に温水供給が可能です。
※エコキュート使用においては問題ありませんが、電気代は季節によって変わることがあります。水温の低い冬は夏に比べると電気代が高くなりますのでご注意ください。
エコキュートの導入には、一部地域で補助金や税制優遇などの支援制度が受けられる場合があります。そうした制度を有効活用することで導入費用を削減できる場合があります。
エコキュートは、夜間電力を利用する、非常時の水の備えになるなど、メリットが多数あります。
しかし導入には初期投資が必要ですので、綿密な計画と予算の確保が大切です。給湯器の買い替えを考えている人は、上記を参考にエコキュートの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
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