日立のビルトインIHクッキングヒーターのエラーコード一覧

日立IHヒーターのエラーコード一覧

日立のビルトインIHクッキングヒーターのエラーコードです。
主なエラーコードのご紹介となっており、シリーズの機種や年式等により操作方法等も異なります。ご不安な点等はメーカーへお問い合わせください。

また、日立のサイトでは、よくある質問が公開されています。検索も可能ですので、お困りの際はお役立てください。
日立IHヒーターのよくあるご質問一覧

※掲載内容は2023年9月のものです。
※ご使用中のIHヒーター取扱説明書も必ずご確認ください。
※当店では修理のみのご依頼は承っておりません。

日立ビルトインIHヒーターのエラーコード例

Cから始まるもの

エラーコード	内容・原因
C11 C16 C21 C26 C51	鍋底の反りや変形、はがれがある使用している間に鍋底が変形するものがありますので、鍋底の反りを確認してください。鍋底に反りや変形、はがれがある場合は、新しい鍋を購入してください。空だき、または鍋が高温（油が高温）になっている食材を入れてください。鍋がIHヒーターの中央からずれている鍋を、IHヒーターの中央に置いてください。また、いため物の調理を行うと表示する場合があります。この場合は火力を下げてご使用ください。
C13 C18 C23 C28 C58	鍋底の反りや変形、はがれがある使用している間に鍋底が変形するものがあるため、鍋底の反りを確認してください。鍋底に反りや変形、はがれがある場合は、新しい鍋を購入してください。鍋が光センサーの上に置かれていない／光センサーの上に置かれていても、左・右IHヒーターの中央からずれている鍋をIHヒーターの中央に置いてください。市販の汚れ防止シートを使用している市販の汚れ防止シートは使用しないでください。鍋の中の調理物が鍋底にこびりついている食材がこびりつかないように、鍋底からよくかき混ぜてください。
C15 C25	鍋が光センサーの上に置かれていない／光センサーの上に置かれていても、左・右IHヒーターの中央からずれている鍋をIHヒーターの中央に置いてください。鍋底の直径が12cm未満の鍋を使用している鍋底の直径が12cm以上の鍋を使用してください。
C12 C22	鍋の底に約3mm以上の反りがあったり、変形している反りや変形がある場合は鍋を交換してください。鍋の底やトッププレートに異物や汚れが付着している異物や汚れが付着している場合は、お手入れをしてご使用ください。
CP	上面操作パネルに調理物がふきこぼれたり、調理中のフタや濡れた指で操作したりして垂れた水滴などが付着している調理物や水滴などを残さないよう、ふき取ってください。お手入れの際は、高温部に注意してください。上面操作パネルに、鍋などを置いているすぐに調理物や水滴、鍋などを取り除いてください。ボタンを長押している（ボタンに約3秒以上触れていても表示されます）約3秒以上ボタンを触れないでください。「CP」と表示されたまま約10秒間継続すると加熱を停止します。一時的に電源電圧の環境が不安定な場合に、保護的に出る場合があります。上記処置を行っても改善しない場合は、専用ブレーカを一度切り、再度専用ブレーカーを入れてください。改善した場合は、様子を見ながらご使用ください。
C14 C24	鍋の種類が違っている鍋の種類を確認してください。
C61 液晶表示が赤く点灯する	電源電圧が非常に高い場合や低い場合に表示されます。故障の可能性がありますので、日立修理相談窓口に点検の相談をしてください。

Hから始まるもの

エラーコード	内容・原因
H15 H25 H55	排気カバーにほこりがたまっているほこりを取り除いてください。排気カバーがふさがれている排気カバーをふさがないでください。
H17 H27 H57	鍋の種類が違っている鍋の種類を確認してください。
H3b H4b H3C H4C	光センサー窓に太陽光やハロゲンランプなどの熱線が直接照射され、光センサーに異常が生じている光センサーに熱線が照射されないようにしてください。こちらは日立修理相談窓口に点検の相談をしてください。
H3F H4F	マイコン間に通信異常が生じた場合や、一時的に電源電圧の環境が不安定な場合に、保護的に出る場合があります。電源を一度切って再度お使いいただき、改善した場合は様子を見ながらご使用ください。電源環境によってはしばらくの間、改善しない場合があります。使用を続ける際は、お知らせ表示がでていないヒーターをご使用ください。点検相談については日立修理相談窓口にお問い合わせください。
H83	電源スイッチを長押しした／異常が生じた電源スイッチは「ピッ」と鳴るまで押します。必要以上に長押ししないでください。タッチボタン式の電源スイッチの場合は、調理物のふきこぼれや調理中のフタや垂れた水滴などが付着していると、長押しされた状態になります。高温に注意しながら、調理物や水滴、鍋などを取り除いてください。一時的に電源電圧の環境が不安定な場合に、保護的に出る場合があります。上記処置を行っても改善しない場合は、専用ブレーカーを一度切って、約30秒後に再度専用ブレーカーを入れてください。お使いいただいて改善した場合は、様子を見ながらご使用ください。点検相談については日立修理相談窓口にお問い合わせください。
H87	一時的に電源電圧の環境が不安定な場合に、保護的に出る場合があります。電源環境によってはしばらくの間、改善しない場合があります。点検相談については日立修理相談窓口にお問い合わせください。
上記以外のH11などのH**表示	部品故障が生じた場合に表示されます。故障の可能性があります。日立修理相談窓口に点検の相談をしてください。

日立への修理のご相談・お申込みページはこちらです。
日立修理相談窓口

前面操作パネル(グリル)にお知らせ表示が出ている場合

上面操作パネルで
Cから始まる表示
上面操作パネルで
Hから始まる表示
前面操作パネル(グリル)の
表示

エラーコード	内容・原因
C3 C4	使用する付属品やメニューが違っている使用する付属品、メニューを確認してください。加熱したまま、連続して魚などを焼いている一度加熱を切りグリル庫内の温度を下げてから、次の調理物を入れてください。空だきになっている食材を入れてください。
Cd	グリルドアが完全に閉まっていないグリルドアがフロントグリルに密着するよう、押し込んでください。
CF	使用する波皿、平皿、メニューが違っている使用する波皿、平皿、メニューを確認してください。
C6	電源電圧が異常に高い／低い故障の可能性があります。日立修理相談窓口に点検の相談をしてください。
上記以外のH11などのH**表示	部品故障が生じた場合に表示されます。故障の可能性があります。日立修理相談窓口に点検の相談をしてください。

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こんな時はエラー？よくあるケースを解説

表示部に文字が表示される以外にも、ビルトインIHコンロを使用中に「これってエラー？」と思われることが多いケースをいくつかご紹介します。

「高温注意」表示が、電源を消しても消えない

高温注意の表示は、電源を切っても温度が下がるまで表示されます。トッププレートの温度が約50℃、グリル(オーブン)庫内の温度が約60℃に下がるまで表示されます。

今まで使用できていた鍋やフライパンが使用できない

使えていた鍋・フライパンが使えなくなった、または加熱が弱く感じることがあります。
これは経年変化によるもので、鍋底の反りや変形が大きい鍋、鍋底がはがれている鍋、鍋底を貼り合わせた多層鍋などに見られる現象です。反りや変形が大きい鍋、鍋底がはがれた鍋は使用を中止し、交換することをおすすめします。

揚げ物調理で油の温度が設定温度まで上がりません。

揚げ物調理は、高温油の温度制御が必要です。このため火力が適切に入るSG-IHマークのある鍋底が平らな鍋で、かつ、油量も適量入る大きさの鍋を使用してください。
SG-CH/IHマーク付天ぷら鍋や「IHで使える」という鍋でも、底面が平らでない鍋や鍋底厚1㎜以上の鍋、鋳物天ぷら鍋を使用した場合には、設定温度と実際の油温にズレが生じる場合があります。これは安全性の観点から低めの温度制御となるためです。
また、市販鍋に付属の温度計は、温度が安定するまで時間がかかったり、設定温度より低くなる場合があります。