リンナイ ガス衣類乾燥機
「乾太くん」の価格・機能

「乾太くん（かんたくん）」とは、リンナイが展開するガス衣類乾燥機のシリーズです。1992年の発売以来、共働き家庭や子育て世帯を中心に支持され続け、2023年7月には累計販売台数100万台を突破しました。

衣類乾燥機にはガス式と電気式がありますが、国内でガス式を取り扱っているのはリンナイのみ。ガスならではのパワフルな温風で、短時間でふんわりと仕上げられる点が大きな魅力です。

ガス衣類乾燥機と電気衣類乾燥機の違いについては、こちらのページで詳しく紹介しています。

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毎日の洗濯は、ただ“干す”だけでも大仕事。
濡れて重たい洗濯物を運んで、シワを伸ばしながらハンガーにかけ、乾いたらまた取り込む…。忙しい毎日の中では、これだけでも大きな負担になります。
乾太くんがあれば、そんな手間が一気に解消。洗濯機のそばに設置すれば、「洗う → 乾かす → 片付ける」までをランドリールームで完結でき、移動の手間もありません。

さらに、ドラム式洗濯乾燥機のように乾燥が終わるまで次の洗濯を待たされることもなく、洗濯機と同時進行が可能。毎日大量の洗濯物に追われる子育て世帯や、家事の時間を少しでも減らしたい共働き家庭にとって、心強い味方になってくれます。

乾太くんの一番の魅力は、なんといっても乾燥のスピード。
6kgの洗濯物なら約60分、9kgでも約90分でしっかり乾きます。これは電気式の約1/3の時間。待ち時間がグッと短くなり、家事の効率が大幅にアップします。

浮いた時間を家族との時間にあてたり、ゆっくり休む時間にするなど、忙しいご家庭にこそ乾太くんはおすすめです。

※条件：実用衣類（綿50％・化繊50％、脱水度70％、標準コース、ガス種LPG）　9kg：RDT-93 約90分、6kg：RDT-63 約60分、5kg：RDT-54S-SV 約52分

乾太くんはガスならではのパワフルな温風で洗濯物をスピーディーに乾かすことができるので、電気式衣類乾燥機やドラム式洗濯乾燥機に比べて、ランニングコストを抑えることができます。

6kgの洗濯物1回分にかかる乾燥コストは約96円。毎日1回ずつ使っても3,000円ほどと経済的です。

※試算条件：LPG 5.9円/MJ（石油情報センターR4平均）、電気31.0円/kWh（60Hz、基本料除く）　■対象：実用衣類9kg（RDT-93）、6kg（RDT-63/綿50％・化繊50％・脱水度70％・標準コース・1日1回使用　■料金内訳　9kg：ガス133円＋電気16円、6kg：ガス85円＋電気11円（リンナイ（株）調べ）

綿100％のようなシワになりやすい素材は、天日干しの場合、干すときに手でパンパン叩いたり、軽くシワを伸ばしたりと意外と手間がかかりますよね。 乾太くんは標準コースでもたっぷりの風で一気に乾かすため、シャツなどもシワがつきにくく仕上がります。

写真のとおり、乾太くんなら運転が終わった時点ですでにシワが少ない状態で乾燥完了。もちろん全くシワがなくなるわけではありませんが、日常的にアイロンの手間を減らせるのは大きな助けになります。
忙しい朝のシャツ準備や、子どもの学校用の服なども、負担をグッと軽くしてくれるはずです。

※写真の説明：1.綿35％・ポリエステル65％のシャツ、2.綿100％のシャツ

乾太くんは、ガスならではの強い温風で一気に乾燥させるため、タオルや衣類の繊維が根元から立ち上がり、まるでホテルのようなふんわり感に仕上がります。毎日肌に触れるタオルや下着だからこそ、スピードだけでなく仕上がりの心地よさも大切ですよね。

こちらの写真は、当社スタッフが実際にリンナイさんで撮影したもの。向かって左の乾太くんで乾かしたタオルは、天日干しと比べても明らかにふかふかで、パイル地のきめもそろっていました。
「忙しい一日の終わりに、ふわふわのバスタオルでリラックスできる」
そんな小さな幸せを日常に届けてくれるのも、乾太くんの魅力です。

部屋干ししたときのあの嫌なニオイの原因は、モラクセラ菌（※1）という家庭内に広く存在する菌。洗い残ったタンパク質などを餌にして増え、雑巾のようなニオイを発生させます。
モラクセラ菌は65℃の熱に10分間さらされると、発育が抑制されると言われています。
乾太くんなら、80℃以上の高温で衣類をしっかり乾かすため、このモラクセラ菌を99.9％（※2）減らすことが可能。乾太くんの強力な温風が菌の増殖を防ぎ、清潔で快適な仕上がりをサポートしてくれます。

※1　出典：「International Journal of Systematic Bacteriology（IJSB）」（1967年）
※2　試験機関：愛知学院大学薬学部　試験対象：モラクセラ・オスロエンシス　試験方法：菌付着布の生菌数測定。緩衝液中で菌を洗い出し、寒天平板にて培養。

乾太くんは、アレルギー体質の方にもおすすめ！
春や秋の花粉シーズンに外干しをすると、衣類に花粉が付きやすく、取り込むときに家の中に持ち込んでしまうこともあります。
乾太くんなら、外に干さないから安心なのはもちろん、衣類についた花粉中のアレル物質を除去できるので、花粉症対策にもぴったりです。

※試験条件：■製品：RDT-54S-SV ■乾燥時間：20分運転（タイマー）■衣類生地：綿Yシャツ、混紡（綿35％ 化繊 65％）Yシャツ ■衣類量：3kg ■乾燥度：100％ ■試験方法：①5cm×5cmのYシャツ生地に1mgのスギ花粉をまぶし、袋に入れて花粉を拡散させる。②Yシャツ前面に生地を縫い付け、その他衣類と一緒に乾燥。■試験結果：花粉中のアレル物質量の測定結果 約99％減少 ■アレル物質は花粉に含まれるたんぱく質です。リンナイ（株）調べ（公益財団法人 名古屋産業科学研究所協力）

ペットと暮らしていると、どうしても洗濯物に細かな毛がついてしまいがち。特にタオルや衣類に絡みついた毛は、取り除くのが大変ですよね。
乾太くんなら、パワフルな温風で繊維をふんわり立ち上げながら乾燥させるため、タオルなどに付着した毛もしっかり除去できます。

リンナイが行った実験では、タオルに付着していた犬の毛425本が、天日干しだと141本までしか減らなかったのに対し、乾太くんでは約96％減の19本まで減少したという結果が出ています。

※試験条件：■製品：RDTC-54S ■乾燥時間：約30分運転（標準コース） ■衣類：タオル（綿100％）4枚 ■方法：①タオル4枚に2gのサロンでカットしたイヌの毛をまぶす。②ドラム式洗濯機で洗濯（洗い15分、すすぎ2回、脱水5分、洗剤あり）③タオル2枚は衣類乾燥機で乾燥、残り2枚は天日干しし、付着している毛の本数を比較　リンナイ（株）調べ

2023年に発売されたデラックスタイプは、デザインも機能も進化した上位モデルです。乾燥容量は9kg／6kgの2サイズ展開で、たっぷり乾かせる大容量を実現。従来の屋内設置タイプに加え、新たに軒下設置タイプもラインナップされました。

ホワイトを基調とした清潔感のあるデザインは、ランドリールームにも美しく調和。さらに、新設計の糸くずフィルターは取り出しやすく、お手入れも簡単です。細部にまで使いやすさが考え抜かれた設計です。

防水性に配慮した設計で、戸建て住宅や集合住宅のベランダなどにも設置できる「軒下設置仕様」が新たにラインナップされました。
屋内に設置場所を確保できない場合や、排湿管の穴あけ工事が難しい場合でも導入が可能です！

操作パネルは防水性の高いフルフラット仕様。シンプルなデザインで操作のしやすさを実現しました。
軒下設置でも安心な、本体保護カバーや排湿トップなどの付属品も充実しています。

※当店では軒下設置用モデルの工事を承っておりません。

スタンダードタイプは、8kg・5kg・3kgの3モデルを展開。デラックスタイプと比べてコースや機能はシンプルですが、その分価格が抑えられており、コスト重視の方におすすめです。
乾燥にかける衣類がある程度決まっていて、基本的なコースがあれば十分というご家庭に最適。シンプル設計だからこそ、使いやすさと手軽さが魅力です。

また、3kgのコンパクトモデルはスタンダードタイプだけのラインナップ。日々の洗濯物が少なめのご家庭や、一度に乾燥する量が多くない場合にぴったりのサイズです。

運転音を低減するマイルドコース

1.オール電化住宅の場合、ガス工事が必要になる

乾太くんはガス衣類乾燥機のため、都市ガスまたはプロパンガスの契約・配管工事が必要となります。もしオール電化の場合は、導入にあたって費用がかかるなどの点がデメリットとなるでしょう。

2.賃貸物件では導入できないことが多い

乾太くんは電子レンジなどとは異なり、設置には工事が必要です。壁への穴あけを行う場合も多く、賃貸物件では大家さんや管理会社からNGが出ることが多いのです。

3.外干しに比べ、ランニングコストがかかる

外干しや部屋干しには費用がかかりませんが、乾太くんを稼働させるためには、電気代やガス代などのランニングコストがかかります。

4.場合によっては音がうるさい

乾太くんの運転中は音が出ますが、昼間ならさほど気にならないでしょう。ただし、設置場所や使用する時間帯によってはうるさいと感じる場合もあります。
デラックスタイプには、排湿ファンとドラムの回転率を下げて運転音を低減する「マイルドコース」が搭載されています。また、別売の専用パイプフードを装着すると排気音を低減することができます。